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2006年 04月 27日 ( 1 )

2006年 04月 27日
適塾
昨日、大阪の北浜へ行ったので
気になっていた適塾を見学してきました。
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適塾とは幕末の頃、緒方洪庵の開いた学塾で
昔は多くの町屋の中にあっただろう適塾は
今ではオフィス街の中で佇んでいます。
適塾の北側は道路に面していて
両隣になる東西のビルは撤去されて史跡公園になっていました。

今のオフィスビルと江戸時代の町屋の姿が同時に見え
大きさや表情や構造の違いがなんともミスマッチでいとをかし。

中に入ると結構広い
各部屋が中庭や前栽(センザイ:庭)に面してて
気持ちよくどの部屋にいても自由な使い方が出来そうなのがいい。
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玄関から中庭を見ながら各部屋へ向かう表向きの行き方と
玄関から土間を貫けて通り庭(台所)から各部屋へ入る
裏向きの行き方があって家の中をくるくる回ることが出来る

今の住宅でもいいプランだなと思えるものは
家の中をくるくる回れるように計画しているものが多いですね

窓周りはこの時代からすれば当たり前の話だけど木製建具
機密性なんかはおおらかで
窓や建具周りの納まりは簡単でシンプルで気持ちいい。

現代の至れり尽くせりな生活に満足してしまうと
おおらかな物の作り方は出来ないだろうなぁ
なんて思ったりもします。

物を創る時には至れり尽くせりを目指してはいるんだけど
使い方が決まってしまうところに疑問も感じます。
今までの便利や快適を見直してみると
この町屋のように最低限必要なものだけで
十分だし長く使えるんじゃないかとおもう。

2階に上がると塾生の大部屋があり真中の柱が妙なキズがありました。
住み込みの塾生がエネルギー余って柱に斬りつけていたそうです。
柱は構造ではもちろん必要だけどストレス解消にも必要ということか。
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by ogak3 | 2006-04-27 23:23