「おくりびと」が第81回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した。
「受賞後の滝田洋二郎監督のコメントが印象的。
「映画は言葉を超えるということを実感した。
この映画は死を扱っているようで、
実は人間がどう生きていくのかということを扱っている。
その意味で、人間の普遍的な感情を描けたと思う」
「エルサレム賞」受賞の村上春樹の受賞スピーチ も印象的だった。
「卵と壁とシステム」
周りを見渡せば随分と身近になってきたとはいえ
卵の側になると気づかなかった壁とシステムがリアルになり
高く、堅固で、果てしなく思える。
人事でなく「おくりびと」はズンとくるのだ。