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2014年 07月 31日
宮山の家 内部編
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こちらの敷地では横からの光は隣接した建物が近く期待できないので
階段の上部にトップライトを設け1階へ光を取り込んでます。
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トップライトを設けた時、
内部では取り込んだ光を広げ壁を台形に末広がりにすると
屋根の勾配と壁の勾配が合わず、ねじれが起こり
トップライト周りの納まりは結構悩ましい。
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今回はトップライトからの光を広げたく、そして納まり良く雰囲気も良くと
欲張りたかったので天井にルーバーを設けました。
ルーバーは納まりの調整にもなり、壁に出来た影が移動する様子は
時間の移ろいを感じられます。
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北側の洗面所にも開閉できるトップライトがあり光が入る、
洗面所の扉上部の欄間を回転させると
南側のリビングから北側まで風が抜けます。

リビング、ダイニング、ワークスペースは
勾配天井の中でひとつながり、
家具が置かれると視線や向きが変わりそれぞれの居所となります。
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道路側の窓は障子の外側に木製建具、網戸があり
両側の壁の中に収納出来ます。
建具の外側には長い軒と袖壁で囲われた奥行き一間のバルコニーを設け
壁を米松ピーラーとしました。
造り付のベンチに座ると半戸外を感じつつ囲われた感があり
バルコニーはアウトドアだけど仕上げの素材感もあって
リビングの延長のように感じられます。

もともと2階は道路と差があるためプライバシー性が高まりますが
バルコニーのアウトドアリビングが外部との緩衝帯になり
更に勾配天井が室内の奥に向かって高く延び、
道路側は絞られているので建具を収納しても開放的ながら
囲われた安心感があり、落着いた空間になってます。
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by ogak3 | 2014-07-31 19:22 | Comments(0)
2014年 07月 28日
宮山の家 内部へ
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道路と1メートルほど段差がある敷地なので
階段を上りポーチ、玄関へ向かう。

アプローチは道路との距離を感じたいし、植栽も感じたい。
階段を道路から横に曲げると少しでも道路と距離が出来る。
でも階段の側面はあまり見せたくないので
折階段の手前に高木とコンクリートの塀を設けて
塀を利用して表札、インターフォンを取付けました。

道路から玄関まで
床のテクスチャーを変え、体の向きを変え
距離が取れない分様子を変えながら内部へと入っていきます。
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物置の床は玄関と同じ土間仕上げ。
玄関から続いているので玄関も広がりが感じられ、
物置も扉を開けると広がった感があります。
椅子が置かれていると部屋というよりも
屋外の小さな公園やガレージ書斎のような雰囲気を
土間が感じさせてくれます。
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トイレは将来介護にも対応出来、
パウダールームとして余裕のある広さをとっています。
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和室の仕上げ、襖、トイレの仕上げは住まい手の好み。
意外性があり新鮮です。
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by ogak3 | 2014-07-28 19:03 | Comments(0)
2014年 07月 25日
宮山の家 外観編
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モノづくりの場合一気にスパッと
作業や工事が終わるわけではなく
区切りごとに様子を見つつフェードアウトしていく事が多い。

先日、引っ越しも終わり
こちらも本格的な竣工写真は落着いてから撮影ということで
引っ越し前に撮影した写真を、とりあえずの竣工写真としてUP。

この場所は山、らしい。近くには丘もある。
山と丘の明確な区別はないらしいが、
「山」は「丘よりも傾斜のあるところ」
山は木が、丘は草が生えている。など
イメージを含めた一般的な解釈があるようだ。
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山なので坂を上がり敷地へたどり着く
敷地には道路と1メートルの段差があり
敷地内の土を掘り返す量を少なくし
前面の道路から車を駐車すると
外壁の位置は近隣と同じような位置になり連続感が出来た。

道路側外壁は全て米松ピーラー。
見た目もいいけど素材感からくるイメージとしての
触感が柔らかく、体温を感じるのがいい。

足元の色はグレーでまとめ木の素材感を優先させた。
グレーはコンクリートの型枠を変え、モルタル、豆砂利の石、
踏み石、ペンキ、メッキとグレー素材の集合となったが、
グレー素材の居所がいい感じ。
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植栽と塀で道路と玄関は緩やかな境界とした。
外構は僅かながら木と草の両方を植えることにした。
山は木が、丘は草が生えている。とのことなので。
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by ogak3 | 2014-07-25 16:28 | Comments(0)