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2005年 12月 31日
年賀状
12月に入って少しずつ作っていた年賀状。
でもやっぱり大晦日まで制作することになってしまいました。

その昔、年賀状はゴム版や芋版、消しゴム版なんかで版下を作って
押したものや全部手書きの年賀状がほとんどだったように思います。
僕も小学生の頃は文字や絵のゴム版下で
年末のテレビを見ながら年賀状に押していました。
年賀状に押す時ずれたり・かすれたり、絵や文字が下手だったり
でもそれなりに微笑ましく人柄が伝わるものだったような気がします。

そんな中で「プリントごっこ」と「ワープロ」を利用した年賀状は劇的でした。
手作業の痕跡は消え これどこで作ってもらったの?
って思わせる雰囲気があって初めてそんな年賀状を受け取った時は
正直ビックリしたのを記憶しています。
これはいいぞ!と僕もプリントごっこの年賀状を暫くは作りました。

パソコンを皆使うようになってキレイな年賀状はどんどん増えてきましたね。
年賀状だけでなく色々なことにパソコンが使われるようにもなりました。
その割合はどんどん増えて手作業の痕跡はなくなっていくんじゃないの?
なんて思たりします。

そんなことを感じていた時に
20世紀から21世紀という世紀の節目にまたがってしまいました。
チョコット年賀状でも考えてみっか なんて軽い気持ちが浮かんでしまいました。
それは、パソコンを使って手作業の痕跡が感じられる年賀状にしたい!でした。

で、試行錯誤を重ねて試作品を作ってみると
それは今まで見たことのないものになってしまい「これいくらで送れるの?」と
送料がとても気になりました。
郵便局に試作品を見せて送料を尋ねてみますと
小包扱いになるといわれたり、定形外といわれたり送料だけで破産してしまいます。
そこで郵便局に何度となく通うことになりました。
ダメといわれれば逆に燃えてしまい
送料が官製はがきの50円で・・・
が、20世紀最後目標になりました
それをクリヤーしたのが下の写真のものです。ε-(´。‘)ふぅ
これはちゃんと50円で届きます。
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21世紀になったヘビ年から変えた年賀状は
干支が飛び出すもの で何とか落ち着きました。
これで目標達成したし来年はもっと楽なもにしようと思っていたら
送った後の反響が想像を超えて凄かった。
それでいつの間にやら期待に答えシリーズ化。

ヘビから始まった年賀状も6年目、今年は戌です。
でも未だに作ってるから遅れます。(^。^;)ゴメンナサイ・・・
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by ogak3 | 2005-12-31 17:57 | Comments(4)
2005年 12月 30日
モノと物
先日の朝日新聞朝刊で「寄贈彫刻 道路工事でお払い箱」
という記事が掲載されていました。

某県が寄贈を受けて県道脇に設置していた
屋外彫刻作品が道路工事のため寄贈者に無断で
撤去破棄していたというもので
市は作者に謝罪はしたらしいのですが、
「作品は県のものなので作者のことは気にとめていなかった」
といったコメントもあったらしいですね。

この記事を読んでいる時に今世間を騒がせている
構造計算書の偽造問題 を連想してしまいました。
根っこの方にある考え方が
モノ=経済として文化をとらえているように思えたからです。

芸術や美術そして建築もですが
人の精神的生活に係わってくる文化ですよね
それは結果的には売買されるモノとしてかたちになります。
でもそれは僕たちの生活空間や精神や感情を
豊にするために理想や精神をかたちにしたモノだとおもいます。

物としての工業製品は文化的性格よりも
商品としての性格が強くあって
日本はmade in japanの工業製品などで経済的には発展しました。
でも文化としてのモノにはそれほどの
関心はなかったように思います。

歴史のなかでみると経済的に豊になると
芸術・美術・建築といった
文化の発信地にもなっていたと思います。
例えば16世紀のフィレンツェ、17世紀のアムステルダム、
19世紀のパリ、20世紀のNYなんかそうですよね。

でも日本が経済的に豊になっても買い物ばっかり
海外への買い物ツアーもあるぐらいで
モノの発信地にはなりきってないですね。

物の数や物の高価さは何のためのもの
文化的に豊にするためのモノを
21世紀には見直したいですねぇ
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by ogak3 | 2005-12-30 23:52 | Comments(0)
2005年 12月 29日
しめなわ

e0064530_0242927.jpg今日で今年の仕事納め
工事中の現場は、28日で仕事納めだったので
今年最後の様子見です。

e0064530_0252131.jpg      何時もは資材が転がり、切りくずなどが中に舞う
      現場も今日は整理整頓

e0064530_0254883.jpg注連縄(しめなわ)飾りをして暫しの正月休みです
注連縄は清浄・神聖な場所を区画するためという
意味があるそうで家の中に悪霊を入れず、
穢れ(けがれ)をさり無病息災・家内安全を
願ってのことらしい。



初めは年内に完成予定だった工事だけど
注連縄で無病息災・家内安全出来るなら
年明けに竣工するのも悪くない
これから竣工する住宅に注連縄飾りはピッタリだ!
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by ogak3 | 2005-12-29 12:15 | Comments(0)
2005年 12月 28日
門番爆睡中
ここ数日、家に来客があると必ず言われるコメントがある。
「これ何時の雪ですか?」
雪が降ったのは先週の木曜日
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その時子供が作った雪だるまは今だ健在
直立不動で門番をしていたけど今は爆睡中
続きのセリフは「まだ残ってるんですか?」
そうなんです、池田は寒いんです。
家にいる時はストーブつけて地球温暖化しています。
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by ogak3 | 2005-12-28 17:39 | Comments(0)
2005年 12月 27日
ワイン
ビール、ワイン、日本酒、ウイスキーなどアルコールは何でも好き!
中でもここ数年のお気に入りはワイン、もちろん赤です。
ワインといえばウンチク?
料理の話から始まり生産地や葡萄の品種や年代や・・・・
つづいて味は、やわらかな酸味とキメの細かいタンニンが・・・・・・
などなど、なんちゃってソムリエのように語りたくなったりしてね。
語る気持ちも分かります。が、今回は細かいことは申しません。
自分ではなかなか飲めないワインを飲むことが出来ました。
イヤ、訂正。飲ましていただきました。
そこで記録しておこうとおもいます。

そのワインは、イタリアのトスカーナ州シエナ近くで生産され
「ワインの女王様」と呼ばれる
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BURUNELLO DI MONTALCINO
 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
  "BIONDI-SANTI" 1988
     ビオンディ・サンティ




シエナといえばカンポ広場があることでも有名、
世界中に広場は数あれど一番に名を上げるとすれば
このカンポ広場というぐらいの広場です。

で、話を戻すとこのワインは超長熟として有名で、
いいワインだと100年も保つものもあるらしい。
1世紀前のワインってどんな味やろ?
「歴史を飲む」って感じやね、そんなワインは高いはずや。

飲んだワインは'88年今から17年前 人間なら17歳
これでもまだまだまだ若いらしい、
最初の一杯と時間をかけて最後に飲んだ一杯は
微妙に違い甘く感じられました。
これはうまい!さすが女王様。 若いに限る!
こういうワインを飲みたいですね
また味のあるワインが飲めることを期待しましょう!
で、味のあるウンチクはソムリエにお任せして
ここここへGO
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by ogak3 | 2005-12-27 23:40 | Comments(0)
2005年 12月 26日
重要文化財
今日、奈良にある重要文化財で江戸時代の民家が
保存のため解体修理中だったのが
ほぼ完成に近づいたので知り合いを通じて見学に行ってきました。
立派な柿の木が入口の両脇にたち裏口とは思えないほどの造り
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裏口前も敷地だとするとどんだけデカイねんと思わせます。
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今でも所有者の方が使われていて先に挨拶を済ませました。
それから裏口前にある現場事務所
奈良県文化財保存事務所の方にお話を伺って
忙しいなか少しだけ仕事振りを見せていただきました。
石積みを一つ一つ正確に図面として記録して

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カマドの図面を描くために型板という定規を作って
正確に手書きで墨と烏口で図面を描いていくそうです。
保存事務所としては当たり前の仕事でも僕には新鮮でした。
手書き図面を描く時の気合の入れ方、半端じゃ出来ません。

パソコン時代にデータとして残すのではなく
なぜ手書きなのか尋ねると
手書き図面が一番記録として長持ちするそうです。
ハハーッ恐れ入りました。

建物は民家といっても地方豪族末裔のお屋敷
主屋の中にある土間などはとんでもなく広く
村人を一同に集めて話をするための広さが必要だったらしいです。
主屋の中でも使用人の間と主人の間のセキュリティーは万全
木製建具の鍵はよく考えられたもので今でも使えます。
今度木製建具を使う機会があったら参考にさせてもらおう!

見所は京都の公家屋敷から建物を移築した主屋奥の別座敷
大名などを迎え入れるVIPルームとして使われていたそうで
使ってる木材の多様なこと
付書院の棚板はイヌマキという木材で玉目という木目
棚板だけでベンツが買えるそうです。
奥座敷には色々遊び心があって木材や仕上げだけでなくて
プランを見ても妙なところに風呂があったり
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お忍びで来るならここで何してたん?
と下世話な想像もしてしまいました。

所有者によれば
今のところ一般公開はしないつもりらしいです。
(んー残念!)
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by ogak3 | 2005-12-26 21:43 | Comments(0)
2005年 12月 25日
イルミネーション
今日、家の近くの小学校で小学生、中学生、高校生が
楽器を演奏するイルミネーションコンサートがありました。
校庭の木にイルミネーションを飾りクリスマスに合わせて
地域の学校の吹奏楽部がコンサートをするというものです。
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話しによるとこのコンサートに向けてほぼ毎日練習を
したそうで小学生、中学生、高校生なりの若々しい演奏で
楽しめました。

その中で僕が一番注目したのは中学生・高校生で構成された
吹奏楽部の指揮者です。
生徒の準備が整った後、白のタキシードを着ておもむろに登場。
演奏者一同を立たせて客席に礼をして演奏をはじめます。
登場の仕方から演奏中も体全体を使い
指揮をしている姿がエネルギッシュ
指揮も的確で演奏者にもわかりやすくずっと指揮者を見ていました。
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今をときめく指揮者の佐渡裕 氏を思わせます。
(褒めすぎかなぁ?)
以前、佐渡裕 氏が指揮をするオーケストラの練習を見る
機会があったのですが、体全体で指揮棒を振り、
そりゃもうエネルギッシュでした。
これは凄い!と感じたのは演奏のイメージを的確に伝えていること
「この部分はこんなイメージで!」と誰もがわかるように伝えると
その後の演奏の音がホントに変わることでした。

出来ないことを求めるのではなくて
演奏者の力を引き出して曲を創り上げていく感じ
建築でも同じなんですよね
考えた・感じたデザインをなんとしてでも・・・も必要です。
が、出来ないことを要求しては元も子もありません。
現場監督や職人さんの持てる力を最大限引き出す事。
馴れ合いになることなくお互い緊張感を保ちながら
創ることを楽しめる現場は、雰囲気もよく
結果、良い建築になると思いますね。
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by ogak3 | 2005-12-25 20:57 | Comments(0)
2005年 12月 24日
一昔
10年一昔といいますが、
丁度一昔前に音楽室の増築を計画する機会がありました。

増築前からピアノを中心とした音楽教室をされていて
グランドピアノが4台ほど増築前の教室や部屋にありました。
家族は皆ピアノの演奏家で一線で活躍をされています。
また、多くの一線で活躍をしている演奏家を育てられた音楽教室です。

そんな音楽教室に
グランドピアノを二台置き40人程の席が確保でき
普段はピアノをはじめ楽器のレッスンが出来るスペースを
という要望でした。
住宅地でもあるので防音も専門家にアドバイスを頂き
出来る限りのことをしました。

その音楽室の名は「音のアトリエ」
その「音のアトリエ」が竣工してから10年目になり
10周年を祝うクリスマスコンサートにお招き頂ました。

道路から敷地の中に入ると庭の植栽越しに
窓からアトリエの様子が少し見えます。
建物に入るとアトリエは隠れて
廊下を少し渡ると広がりのある「音のアトリエ」へ入って行きます。
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コンサートでは、メゾソプラノの独唱やピアノの演奏を聴きながら
10年の歳月が床や壁そして天井の色を変えて
「音のアトリエ」として全体が馴染んできたのを感じました。
音楽が時間の芸術であるように
建築もまた時間をかけて変化していくことを感じることが出来ました。
竣工したときに完成ではなくて、時間とともに円熟していく
そんな空間を目指したいものです。

コンサート後、手作りのオードブルやワインを頂きました。
とても美味しかったです!
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10年といえば自分で事務所を始めだした頃で
僕にとっても節目の建築になります。
「音のアトリエ」はたった一室の空間ですが
ここから多くの演奏家が育てられたように
僕もここで多くのことを経験し学びました。
気持ちの大きな空間です。
初心、忘れないようにしたいですね。
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by ogak3 | 2005-12-24 23:35 | Comments(0)
2005年 12月 23日
寒い日
今日は天皇誕生日で祝日、今工事中の現場も休みです。
昨日も現場に行ったのですが、職人さん方との打合せを
まとめておこなったので現場をくまなく見ることが出来ませんでした。
そこで現場が休みの間に見に行くことにしました。
仕事後キレイに掃除がしてあり現場が気持ちよかったです。

昨日、現場で感じたことですが
今回の住宅は窓や玄関(総称して開口部といいます)
のほとんどが木製建具です。
アルミサッシの場合、工事の早い段階で取り付けをするので
工事途中でも寒い時は窓を閉めて工事することが出来ます。
ところが木製建具の場合は大工さんが作った建具枠の寸法を測り
一つずつ作ることになるので、窓を閉めることが出来るのは
ほぼ工事の終了時になります。

夏の間はまだいいのですが冬、特に昨日のように雪が降るような
寒い日は心身ともに堪えます。
そんな現場で朝から晩まで吹きさらしの屋外のような場所でも
工事をしてくれている職人さんには頭が下がりますね。
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そんな光景は忘れず
記憶に留めておきたいです。
今の現場、これからの仕事に
生かしていこうと思います。

(写真は昨日のもの)
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by ogak3 | 2005-12-23 22:28 | Comments(0)
2005年 12月 22日
所変われば
冬至の今日、昨晩から降り続いた雪が積もり一面雪景色
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家から程近い幹線道路は緩やかな坂道になっています。
そこをゆっくりと走る車のタイヤが雪で空回りをして
登るつもりなのにじわりじわりと下がっていきます。
後続の車は、けたたましくクラクションを鳴らしています。
が、こればかりはどうしようもありません
そんな光景を何度か見ました。
さぞかしハンドルを握っている人は体の温まったことでしょう

僕にも経験があります。数年前の2月頃、
九州の大分にある風の丘葬祭場(設計:槇文彦)
をはじめ大分の建築を見学したときのこと。
日も落ちその日のうちに福岡まで行かねばならず車を走らせていました。
すると突然雪が降ってきました。それも尋常な降り方ではなく
前が見えないくらいの降り方です。
見る見るうちに道路に雪が積もっていきました。
高速道路に乗るためには山を越えなければならず
山道にさしかかりました。
タイヤチェーンもなくカメのようなゆっくりしたスピードで
山道をやっとの思いで登りきったところ
今度は先の見えないぐらい長い下り坂、
ガードレールの先は崖です。
どうしたものかと車を止めてその場で途方にくれました。
そんなことをしている間にも雪はどんどん降り積もっていきます。
意を決して下りることにしました。
スリップしても他の車を巻き添えにしないように
前方の車が見えなくなるまで待ちエンジンブレーキを利かして
決死の思いで車を走らせたことがありました。
あの時は1人ホットで外の寒さなど感じなかったもんなぁ。

この雪なら工事中の現場にも影響があるかもと思い
現場に連絡を入れました。
ところが
「全然影響ありませんよ、雪は降リましたけどもう残ってませんから」だって。
電車で池田と市内は30分弱なのに、えらい違いです。
こちらは雪の恐怖で冷や汗かいてる人もいるのにね。

市内で工事中の現場の様子を見に行くのに寒さに耐えられず
短い距離だけどバスに乗ろうとしたら雪のため運休、
歩いて駅まで行く途中幾つもの雪だるまを見かけました。
その中でもこの雪だるまは、いい表情してました。
寒い中歩くのも悪くないですね。
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by ogak3 | 2005-12-22 18:28 | Comments(0)