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2005年 09月 10日
仕口・継手
木造は使っている材が天然材なので、寸法、長さに制約があり
長さを継いだり水平材、垂直材、斜材を組み合わせるときに接合部ができます。
その部分を継手・仕口といい大工技術の見せ所です。
でも継手・仕口のほとんどは、どんなに精巧につくられていても、
組上げられたら隠れてしまいます。

今ではプレカットという継手・仕口を工場で機械加工することが多くなってきました。
それは加工の速さや金額そして仕上に現れない等の理由で
その傾向は強まる方向にあるようです。
いい面もありますが、
一方で大工さんの技術を磨く機会がどんどん失われていく気がします。

表に出ない部分にこそエネルギーを注ぎたいものです。

by ogak3 | 2005-09-10 01:42


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