2017年 02月 17日
天地明察

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著 者:冲方丁
出版社: 角川書店
装 幀:高柳雅人

やるべき事にひたむきなところがいい。

江戸時代、大陸の暦(こよみ)を引用して使っていたそれまでの暦は
800年程前の資料からの暦なので誤差が生まれていた。
暦も派生して伊勢暦、三島歴、京歴…その土地の暦と幾つもある。
歴が微妙に違うと、公式の祭礼から年貢の取り立て、月々の支払、
貸付利息など生活が混乱する。
それぞれ微妙に違う暦を日本独自の正確な暦として統一する話。

そこまでの経緯に読み応えがある。
太陽,月,星を観察して天文を知る。
時間や場所によって変わるため日本全国を旅して観察する、記録する
天文から時、方角そして日付や暦が考えられていく。

農耕に必要な四時の変化の規則性を見て,
広く人民に時を知らせることが支配層の任務というより特権だったというのが良くわかる。
暦があるから予定がたてられる、暦って先回りだし、占いのような。


◇目次
序章
第一章 一瞥即解
第二章 算法勝負
第三章 北極出地
第四章 授時暦
第五章 改暦請願
第六章 天地明察



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by ogak3 | 2017-02-17 18:46 | Comments(0)


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