天候が不安定で寒かった昨日
古民家調査の実習をしてきました。
実習の前に調査について話を聞いていると
座布団の上に座っていても体が冷えてきた。
実習では畳を上げ床下を覗く
古民家に断熱材などあるはずもなく冷え込みを納得。
茅葺屋根の葺替判断のレクチャーも受けたり
竪穴式住居ような小屋裏から降りると
手も足も真っ黒で古民家の年月を体感した。
古民家の田の字型プランは壁が少ない伝統工法。
しっかりとした壁で建物が揺れないように動きを止めるのではなく
差鴨居、等で揺れて元の戻るつくりになっている。
構成や構造の単純明快さが色々なことに対応吸収できたのだろうと思ったり
これからも使い続けるらしく学ぶべきものが多かった。
駅も程近く場所もよく、
欲しいという声もチラホラと聞こえるほどの
気持ちのよい古民家だった。